2023.08.31
サーキット活動時の指導者の役割を知りたい
毎日サーキットをしていると大人は単調に思えてきたりしますよね。
でも、毎日少しずつ成長していくこども達が、どんどん身のこなしが良くなっていくのを楽しんだり、自身の成長を実感できるようにするには、先生の役割が大切です。
サーキット時の先生の役割は、大きく分けて3つあります。
・喜び褒める
・楽しく共感し、誘導する
・頑張りや成長を皆で共有する
この3つを行うために、先生方はサーキットの動線の中でこどもと目が合い、促したり誘ったりできる位置につきましょう。
「すごい!できた〜!」「頑張ったね!」「昨日より、さっきより、上手にできた!」と、発見する様に喜び、褒めて、こども自身が成長を自覚できる簡潔な言葉をかけます。
まさに経験・言葉・感情の一致ですね。
そして次のコーナーへ行きたくなる言葉をかけ、次の先生のいる場所へと促します。
次のコーナーの先生もまた、目が合ったら上記のように言葉をかける。
こども達は、情緒の絆を巡っていく回遊サーキットがより楽しくなっていきます。
年少さん以上になると、先生は毎日のこども達の素敵なシーンを見逃さず、言葉かけのスポットライトをあてて、ひとりの頑張りや成長をみんなで共有できる様に振り返りをするのもおすすめです。
例えばサーキット中の一場面について、「Aちゃんが転んだのに、Bちゃんはすぐに止まってあげて、笑顔で待ってくれていました。ありがとう!」と振り返りをするようなイメージです。みんなにその素敵なシーンを共有すると、経験・言葉・感情が伝承していきます。(実況生中継のように、その場ですぐにスポットライトを当てるのも効果的です)
こども同士の刺激でサーキットを楽しめるようになったら、ぜひとも見守り撮影役に回ってみてください。
撮影した映像に解説を加え、参観日などで保護者の方へこども達の成長をお伝えするのもおすすめです。こどもの成長を一層実感いただけますし、成長の喜びを共感することで、ご家庭との絆も深まります。
こどもの発達や環境に合わせて、先生方の応答や役割を楽しんでください。
このQ&Aは、がんばりまめ.comの講座で詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
>>サーキット活動時の指導者の役割を知りたい
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