2023.03.10
周りが気になって運動遊びに取り組みにくい子に対して、どういった内容の運動遊びを取り入れると良いか
周りを気にしやすい子は、人より物に興味を持って集中してしまう傾向があります。
そんな子に運動遊びを楽しんでもらうためには、「お友達大好き・人間大好き」のスイッチを入れることがポイントです。
楽しそうな活動を嬉しそうに観ているだけでも「共感力→模倣力→観察力→発見力→判断力→対応力」の階段を登り始めます。
例えば0歳から2歳くらいのこども達には、これまでにもご紹介している歌いながら手で膝を叩いたり、お友達と一緒にとび跳ねる遊びがおすすめです。
遊びに加われない子は、先生の膝の上で見ているだけでも良く、楽しい雰囲気の中にいることが何よりの経験になります。
お兄さんお姉さんの近くで一緒に同じ活動をすることも、大きな刺激となります。
他にも鉄棒のぶら下がり回遊サーキットや、仲良し横転サーキットなども効果的です。
普段から行っている遊びでも、その子がお友達に興味を持つ様に、情緒の絆を結んだ先生が「楽しそう〜、○○ちゃん上手〜。」などの気持ちのこもった言葉をかけながら一緒に観ていると「お友達楽しそう〜、人間大好き!」のスイッチが入りやすくなります。
周りが気になって走り回っていた子が、みんなの楽しそうな雰囲気につられてお友達の活動を観るようになった時、無理せず、すぐ近くで一緒に観たり、一緒に行こうっとたまに誘ってみたりしてみましょう。
その子が少しでも参加したら、「楽しかったね〜!」と言って、その活動記憶を刻んであげてください。一度楽しんだ経験をすると、またやりたいという気持ちに繋がります。
「みんなにつられて動く」は、人への興味関心の人間大好きの第一歩です。
周りが気になってしまう子には、人とのふれあいや楽しい雰囲気をたくさん経験させてあげましょう。
このQ&Aは、がんばりまめ.comの講座で詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
>>周りが気になって運動遊びに取り組みにくい子に対して、どういった内容の運動遊びを取り入れると良いか
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