体育遊びQ&A

2022.07.14

3歳児〜5歳児まで、合同サーキットを楽しむにはどうしたらいいか

「時間差合流」と「時間差終了」がおすすめです。

時間差合流とは、年齢の高い順にサーキットを行い、合流させる方法です。
まず年長児だけでサーキットを始めます。一番活発なお兄さんお姉さんのサーキットをしばらく観たあとに年中児が加わり、最後に年少児も加わります。2分くらいの間隔でテンポ良く合流させましょう。

このとき、年長は6分間動きっぱなしですので、息も上がってきます。
そのタイミングに合わせて、例えば、
「年長さんは、年少さんと一緒にやってあげるんだよ」
といった言葉かけをしながら、ケンケン足変えコーナーを年少と手繋ぎで行うよう促してみてください。そうすることで、年長児に「疲れたー」から「教えてあげたい!」という考えが働きます。これが遊びの伝承の仕組みです。

年長児〜年少児で合同サーキットを楽しんだら、今度は時間差で終了していきます。
終了する時も年齢の高い順に、年長、年中と抜けていき、最後は年少が自分達だけで出来ることを楽しみます。

このように、時間差で合流・終了していくことで、合同サーキットでの遊びの伝承が上手くいきやすくなります。特に異年齢でサーキットを行う場合は技能的や高度な構成にせず、導入遊び・伝承遊びとして楽しみましょう。

このQ&Aは、がんばりまめ.comの講座で詳しく解説しています。
ぜひご視聴ください!
(視聴にはご契約が必要です)

>> 3歳児〜5歳児まで、合同サーキットを楽しむにはどうしたらいいか

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