2022.11.25
サーキットで急いでしまい動きが雑になってしまう子がいる
サーキットで急ぐことは、やる気の現れでもあるので、一概には否定できません。
こんな時は、2つのポイントを意識してみましょう。
【ポイント1】目当てを与える
例えば、サーキットの中で鉄棒ぶら下がりを行う場合、
先生に「鉄棒はブラブラするよ」とだけ言われたら、
何となく鉄棒にぶら下がって次のコーナーに行ってしまいそうです。
「力がいっぱいつくように鉄棒ブラブラを頑張るぞー!」や、
「逆上がりが出来るようになるために、腕はぎゅーっと曲げよう!」
といった言葉をかけたり、出来ている子をその場で褒めましょう。
こども達が具体的な動きや状態をイメージできると、しっかりぶら下がる意識が芽生えます。
【ポイント2】急げないサーキット構成にする
もう1つは、サーキットそのものを急げない構成にすることです。
例えば、ケンケン足変えサーキット。
マットの色が変わったらケンケンの足を変えます。
この時のお約束は「お友達にぶつからない」です。
このサーキット構成とお約束では、急げないですね。
お約束を伝える時は、
「急いでぶつかってもいいですか?」
と、こども達と応答しながら伝えることで、1つ目のポイント「目当てを持たせる」ことにも繋がります。
いかがでしたでしょうか。
目当てを持たせる言葉かけと、急げないサーキット構成の工夫。
こども達の状態や人数、広さに合わせて、この2つを意識しながら楽しんでみてください。
このQ&Aは、がんばりまめ.comの講座で詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
>>サーキットは競うものではないことを伝えていても、どうしても急いでしまい、動きが雑になってしまう子がいる
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