2021.08.20
鉄棒のぶら下がりの時に、手で鉄棒を持たずに脇に挟んでいる子がいるのですが、声を掛けた方が良いですか?
抱え込みは、その子が頑張っている証です。
この時、「こう(鉄棒を脇に挟む真似)したらダメ。ちゃんとぶら下がって」と言いたくなってしまいますが、その子にとっては必死に頑張っていることを否定されて要求されていることになります。
まずはその子が頑張っている姿を認め共感してから、その子の目当てとなる様に次のステップを求めてください。
例えば…
「頑張っているね!次は腕で体をサンドイッチして頑張るのもやってみよう。これを頑張ったらもっと力持ちになるよ、鉄棒上手になるよ」
(ポーズが出来たら、腕を曲げた体を鉄棒に引きつける補助として、背中を軽く押してあげます)
その時の状況やこどもの性格等によって言葉のかけ方は様々です。
また、その子なりに頑張った瞬間を見逃さず、その場ですぐに言葉をかけてあげることも、言葉かけの大切な要素になります。
その子なりの自己達成、成長が芽生える様に素敵な言葉かけをしたいですね。
「さっきより頑張ってる、こないだより力がついてきたね、逆上がり出来そ〜、昨日より上手〜!」
など、先生らしい言葉かけを楽しみながら実践してみてください!
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ぶら下がり遊びの時に鉄棒を脇に挟む子、腕が伸びてしまう子、鉄棒の上に顎を乗せる子、それぞれの子に対する言葉かけについて解説いたします。
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