運動会ごっこ
2022.09.16
先日、ある園さんで、
園の予定表の「運動会ごっこ」と書かれているのが目にとまりました。
園長先生いわく、「種目の流れを確認したり練習として行うと、どうしても職員もこども達も力んで固くなってしまう。だから運動会練習を「ごっこ」として行っている」というのです。
言葉の使い方で全然印象が変わりますよね。
当日ぎりぎりまで、「こうするともっと盛り上がるかな」「楽しいかな〜」っと
最後の最後までこどもと一緒に運動会をつくりあげる。
最高ですね。
この時期になるといつも思い出す
安田先生のメッセージがあります。
こんな運動会でよいのか
先生が考えるか習ってきた種目を、そのままストレートに子供達に教え込んで訓練して運動会で披露する。この様な演技では、子供達は出来なかったり、間違えたら大変だと緊張した顔をして活動してしまいます。なんとか拍手喝采を受けているが、当日までの練習も含めて本当に熱中して活動した満足感を得ていのだろうか。子供達一人一人が意欲を持って進んで参加し、全身(心身)の力を注ぎ発揮し、熱中して活動し、満足感にひたって終える事が出来る運動会はやれないだろうか。そうでなければ保育・教育としての運動会とは言えないのではなかろうか。
安田 祐治
まさに安田先生が願っておられる運動会のあり方ですね。
そんな話をしながら、園長先生と盛り上がりました。
日常の遊びが運動会に繋がって、こども、先生、保護者が一体になる素敵な運動会。
当日の大盛会を願いエールをお送らせて頂きます。