幼児と小学生・中学生の合同体育に行ってきました
2019.06.28
1学期の保幼小連携授業は、広島県尾道市因島に伺いました。
なんと因島のこども園に通う子供達が将来入学する小学校と中学校を歩いて巡り、それぞれの体育館で一緒に体育遊びを行うという保幼・小・中の合同体育で、こうした取り組みは日本で初の試みです。
小学生・中学3年生との合同体育は、とにかく迫力満点。
幼児は、その迫力を頼もしく感じながら、共感遊びですぐにお兄さんお姉さんにうちとけて、初夏のような汗ばむ気温の中でしたが終始元気一杯でした。
小学生、中学生達もそれぞれ互いにはじめは照れくさそうに幼児と関わっていましたが、すぐに笑顔いっぱいの時間となりました。
遊びの内容
<小学生>
・大股歩き
・ケンケンジャンケン大会
・フープトンネル/フープ回し競争
・メリーゴーラウンドスキップ
・環状線ケンケンリレー
<中学生>
・仲良しスキップ
・タッチ遊び
・お兄さんとお姉さんを探せ
・環状線かけっこ
・環状線スキップリレー/ケンケンリレー(4人)
・フープトンネル/フープ回し競争
・人間ポールくるくるかけっこ
※皆さん、どんな遊びか思い浮かびますか?色付きのものは講座へのリンクになっていますので、ぜひご参照ください。
小学生・中学生たちが、幼児の声援に応えて迫力いっぱいに走ったり、混合環状線リレーではゴールした合図に中学生が何度も幼児を「高い高い」をしたりとスキンシップもたくさん経験しました。中学生にとっては、楽しくもきつ〜い筋トレですね。小中学生も、幼児に戻ったような笑顔で汗びっしょりでした。
最後に集合していた中学生達に、体育の先生が一言。「お前たちがこんなに可愛い笑顔するんやなーっ」と笑顔でコメントされていました。
小さな子の手を引いて普段見せない優しい一面を見せた小学生、幼児の声援に応えて大量のフラフープ回しに挑戦する中学生、すっかり愛着がわいて名残惜しそうにペアの幼児をさがしてバイバイする中学生…様々なドラマが見られました。
今回の行事を企画された園長先生、校長先生、教頭先生、担任の先生、教育委員会の先生、皆々様からも、普段は見せない子供達の一面をたくさん見られましたとのお言葉をいただき、大満足の行事となりました。
瀬戸内海の絶景に囲まれた因島。
本当に素敵な人、町、園、学校です。
町で子供達と小・中学生がが出会ったら、きっと高い高いをしたりされたり、ハイタッチをしたりと、今後も絆が深まること間違い無しですね。
共に育ち、共に学び、仕事のような旅行のような素敵な1日でした。
尾道市因島の皆様、本当にありがとうございました。