所長ブログ

サッカー場巡りで思う “遊びの環境づくり”

2021.10.07

9月はサッカー場巡りの月となりました。
鎌倉に設立整備中の「みんなの鳩サブレースタジアム」づくりに伺うと、街の有志の方が「みんなでつくろう」をコンセプトに集まられ、暑いなか笑顔で完成に向けて人工芝を敷いておられました。

作業の合間に、少しだけスタッフ達とパス回しを楽しませて頂き、この様なみんなのスタジアムが各地に出来れば最高だなーと語り合っていました。
しかも駅からすぐの最高の環境。このスタジアムでみんなの運動会スポーツフェスティバルが出来る日が楽しみで仕方ありません。

その翌日は、東京にあるレアルマドリードサッカースクールにも伺いました。
勉強、サッカー、国際感覚を存分に体感できるコンセプトと建物のつくりに感動しました。

「なんで日本人は受験になったらサッカーをやめるの?サッカーは生活の一部じゃないか」とスペイン人に言われたオーナーさん。

そうだ!勉強もサッカーも両立ではない。相乗効果だ!

という意味を込めて「文武相乗」という文字が壁に…

  • いつでも勉強もサッカーも出来る環境
  • 知的好奇心をくすぐる書籍コーナー
  • 自分達のプレーを上からのカメラで振り返って、日常的に観て楽しめる部屋
  • 常にスペインのジュニアからプロまでの試合が流れているコーナー
  • 日本語、英語、スペイン語の出来るスタッフが子供と日常的に応答
  • プレーを観られることに慣れる環境

そこではなんと、家族や地域の大人が食事とお酒を楽しみながら子供達のプレーを観戦、応援できるようになっています。
子供達は普段の練習から観られる事に慣れ、観られる事でテンションをあげてプレーができます。

まさに空間全体が地域もあげて、「楽しいからこそ熱中し自ら育つ」のサッカースクールでした。
オーナーの増田さんとも意気投合し、安田式の体育遊び、スポーツフェスティバルも企画させて頂く事になりました。
サッカーを楽しみきって爽快な笑顔で親と帰る子供達の姿を見て、こちらも幸せな気分になりました。

こうした遊び場、スポーツを楽しむ環境が日本中に広がることを願っています。

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